うつ病の早期診断、休職のすすめ

こんにちわ。はまぐり次郎です。

今日はうつ病の怖さを紹介します。
うつかな?と思いながら、働き続ける方々に、自身の失敗も含めてお伝えしたいと思います。

私はうつかな?と感じてから休職するまで、3ヶ月かかりました。

それまでもうつ病経験のある友人や医師に休めと忠告されてましたが、自分はうつ病ではないと何処かで認めたくない所があり、抗不安薬でだましだまししてましたが、身体は限界に近づいて、どんどん悪化してきました。

社会人になって約25年になりますが、その間、もちろんストレスも感じ、うつっぽい時もありましたが、うつ病になったことはなかったです。

引き金は就職活動と転職でした。自身でもかなりのストレスを感じ、ある時から不眠、食欲不振、身体の猛烈なダルさ、不安感の増大、興味の損失、本やテレビすら見られなくなっていました。

今、振り返ると典型的なうつ病なのですが、自分では認められませんでした。

抗うつ薬も飲まずに、ただ、自律神経が乱れているだけで、時間が経てば、また環境が変われば、自然に治っていくと勘違いしていたのです。

うつ病経験者や苦しんだ方は口をそろえていいますが、ストレス原因が仕事にあるのであれば、仕事をしながら回復するのはとても難しいです。ただ、休職するのは本当に抵抗があり、できませんでした。

うつは「こころの風邪」とよく表現されますが、そんな生易しいものではありません。

「重度の疲労骨折」が例えとして適切で、ストレスを抱えた仕事を続けるのは、骨折したままマラソンを走っているようなもので、当然その距離が長くなればなるほど、治療に時間がかかります。

わたしもまさにこのパターンで、気づいた時に適切に治療、休養をとっていたら、ここまで悪化することはなかったと思います。

今日みなさまにお伝えしたいのは、もし、うつ症状が2週間以上続いているのであれば、すぐに治療、休職してください。自分の身体以上に大事なものはないはずです。

会社に迷惑がかかり、休めないという人もいるかもしれません。ただ視野を広げると、うつを悪化させ、長期の休職を余儀なくされる場合、結果的にはもっと会社に迷惑をかけます。

何よりうつを悪化させると、病気との戦いで疲弊して、人生が辛くなります。本当に苦しい病気なのです。

優先すべきは、あなたの身体であり、人生であり、会社や仕事ではありません。

このブログを読んで、1人でも行動変容をしてもらえれば嬉しく思います。