うつ病の薬物治療に関して

こんにちわ。はまぐり次郎です。

今日はうつ病の薬物治療に関して、自分の意見と失敗談を発信いたします。

うつ症状は出ているけど、メンタルクリニックの受診や抗うつ薬をどうしようか迷っている方の参考になればと思います。

※あくまで個人的な考えなので、最終的には医師の指示をあおいで、ご判断ください。

結論から言うと、抗うつ薬を飲んで治療した方が治りが早いです。というより、飲まないと治りません。わたしもそうでした。(個人差はあると思いますが)

最初は抗うつ薬なしで、治療することをしてみましたが(栄養療法、漢方、瞑想等)、残念ながらどんどんうつは悪化していきました。

主治医の先生に怒られて、やっと3ヶ月経ってから抗うつ薬を飲み始めました。最初は副作用が少ししんどかったですが、不安感は徐々に収まり、改善していきました。

抗うつ薬に関しては、誤解や偏見があるのが実状です。依存性がある、性格がかわる、ひどいコメントだと廃人になる、、等

事実、わたしも少し偏見がありました。それは、一度飲んだらかなり長い期間飲み続けなければならず、副作用で身体がボロボロになるのでは、というものです。

また、ちまたでは、薬なしでうつを治す!のような本やYouTubeなどが出回り、抗うつ薬なしでも、うつ症状が改善するような印象を与えているのも事実です。

わたしは不安感が強くなった時に、抗うつ薬を飲まずに抗不安薬(精神安定剤と呼ばれているものですね)でごまかしていました。

ただ、これは疲労骨折をしているが、痛みどめを飲んで、走っているようなもので、うつ病は治っていかないので、不安感はどんどん増していきました。

また依存性に関しては、抗うつ薬よりも抗不安薬(特にベンゾジアゼピン系とよばれるもの)の方が強く、これは減らしていくのに苦労をします。

もちろん最終的には医師の判断で、どのような治療をしていくかは変わりますが、最初から自分の判断で薬を飲まないということはNGだと、自戒の念をこめて思います。

世の中にはあやしい民間療法が出回っていて、これだけをやればうつが治る!というキャッチーなフレーズに引き寄せられます。

ただ、うつ病はそんなに簡単な病気ではなく、やはり今まで医師や研究者が積み上げてきた、標準治療と呼ばれるものが、1番信頼性が高いのです。

そこには膨大な数の論文やデータがあります。逆に民間療法には論文などはあっても圧倒的に少ないはずです。

わたしは、抗うつ薬を飲み始めたのは、だいぶ悪化してからなので、失敗したな~と思ってます。

うつ症状に2週間以上苦しんでいる方は早めに受診し、治療を開始することをおすすめします。抗うつ薬が自分に合わない場合、変えてもらえます。

今はたくさんの種類の抗うつ薬があり、わたしも最初は合わず、別の薬で改善していきました。

悪化してからだと、治療も長引きます。抗うつ薬に偏見をもたず、ネットニュースに惑わされず、早期治療で治していくことを、おすすめします。

 

この投稿で1人でも行動変容につながれば、とてもうれしく思います。